産後、骨盤矯正よりも大切にしてほしいこと
長年産後ケアをしている私が感じていること
[産後の不調や身体の変化=骨盤のせい]にしがち。
たしかに、骨盤が原因となることもあります。ただその場合でさえ、根本的な原因は[骨盤そのもの]ではなく、周りの筋肉が大元の原因であることが多いです。
他、お腹の戻りや、骨盤の不安定感、内臓下垂、猫背姿勢、尿もれなどは、筋肉(インナーマッスル)を真っ先にケアすべきです。
産後、ケアした方が良い筋肉
● 腹横筋(お腹の筋肉)
● 骨盤底筋(骨盤の底の筋肉)
● 横隔膜(呼吸で働く筋肉)
● 多裂筋(骨盤~背中の筋肉)

1)腹横筋
メリット:骨盤矯正効果/お腹のたるみ戻し/腰を守る(腰痛改善)
腹横筋は、お腹のインナーマッスル。
通称、“ コア ” と呼ばれることもある筋肉。
妊娠での胎児の成長に伴い、この腹横筋(お腹の筋肉)は15㎝ほど引き伸ばされます。産後、ある程度は回復するものの、一度伸びきった筋肉は簡単には戻り切りません。
それが、お腹のたるみ、お腹のしわしわへと繋がります。
『骨盤矯正しなかったから、お腹が痩せない』
ではなく
『お腹の筋肉、特に腹横筋のケア(トレーニング)をしなければ、戻りにくい。』が正解です。
骨盤ガードルなども同様です。
外力で締める力ではなく、自らインナーマッスルを使い、筋肉を縮めて、縮めて、、お腹のたるみをなくしながら骨盤を締めていくのが、[たるんだお腹]を残さない秘訣です。
ここで注意が必要なのが、トレーニング方法。
お腹のトレーニング=腹筋運動・プランク のイメージは危険です。
産後の身体での負荷の強い運動、腹筋運動やプランクは、アウターマッスルを使いがちです。まずは内側の腹横筋からしっかりと締めていけるよう【腹式呼吸】でトレーニングしていきましょう。
当サロンPelvicHeartでは、お悩み問わず産後ママには【腹式呼吸】は欠かせないくらい優秀はエクササイズです◎
2)骨盤底筋
メリット:尿漏れ改善/膣のお湯漏れ・空気漏れの改善/臓器下垂・子宮脱の改善/下腹痩せ
骨盤底筋は、骨盤の底のインナーマッスル。
主に、尿漏れや子宮脱などの内臓下垂に必要な筋肉 というイメージが強いですが、実はお腹痩せ・骨盤矯正にも欠かせない筋肉です。
“ 肛門を締めましょう ”
“ 膣を締めましょう ”
という単純な動きだけではなく、“膣を締めて、引き上げる ” ワンランク上の使い方ができると、身体がみるみる変わります。産後の身体をキレイに整えていくための、カギとなる筋肉とも言えます。
トラブルがないママでも、取り入れるべきエクササイズです。
3)横隔膜
メリット:肋骨の締まり/くびれの出現/猫背矯正/内臓機能の向上
横隔膜とは、呼吸で使われる筋肉。
横隔膜のエクササイズ?と感じる方も多いと思いますが、これがまた重要!
産後、肋骨の開きを感じたことはありませんか?
下着がきつく感じたことのあるママは要注意です。
あまり知られていませんが、妊娠で肋骨は開きます。
理由は2つ。
① 胎児のスペースを確保するため
② 妊娠中、呼吸が浅くなるため
浅い呼吸は、肋骨が開くのはもちろん、代謝も下がり、お腹痩せのハードルも高くなります。
1日2万回もしている呼吸を見直していくことは、メリットが計り知れません。
4)多裂筋
メリット:骨盤矯正(特に骨盤が締まる)/姿勢矯正/お尻の引き上げ
多裂筋(たれつきん)とは、骨盤を締めてくれる最強な筋肉。
授乳姿勢、抱っこ姿勢での不良姿勢は、多裂筋が弱くなる一方です。
ここで質問です。
骨盤ガードルとインナーマッスルの筋肉、どちらが強力に骨盤が締まると思いますか?
答えは、インナーマッスル。
ガードルなどの外力でも、使用中は締まりますが、インナーマッスルは、締まった上にネジが締まる感覚。
周り差がつくポイントです!
産後、どれほどの方が、筋肉のケアができているでしょうか?
“ めんどくさい”
“ 時間がない”
“ 運動はちょっと”
気持ちはよく分かります。
でもそのちょっとした努力が、大きな差につながります◎
産後ケア=骨盤
のイメージ、少し見直してみてくださいね。
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